――数年に一度位しか起きない怠け者を 常ににこやかな笑みを絶やさない青年。 千年も生き続けている涙の神託者(オルクル)で、農村アルムにひっそりと住んでおり、 数年に一度しか目覚めなく、一度起きたらしばらくは寝なくても平気らしい。 不運体質なのか、幸には恵まれない。 穏やかだが時に真の得た言葉で傷つけてしまいがちで、生きることを諦めた態度も見える。 武器は袖に隠し持った短刀と魔力(ルナート)を具現化した光の輪。 運動神経は高く、アクロバティックに攻守する。 穏やかで世を達観しているが、冗談でない他者を蔑ろにする言葉が嫌い。冗談やからかいなら可。感謝を忘れず、それが今、見えぬ相手でも必ず行う。 能力過信程ではないが、苦しむ者を放っておくことができず、どんな病床であれ得意の癒属性で救おうとする。 だが、能力が見合わなかったり、異能の否定により治癒が出来ないとなると無理にはしない。諦めは少々早い。 家系贔屓傾向がある。 オルフィス教を厚く信仰しており、その知識に関しては幅広い。さながら、聖職者の風格はあるものの、赤目のアルバのこともあり事実かどうかわからない。 現在の社会情勢には疎く、新しいものについていけてない。魔裂器やサダルフォン連邦国を知らなかった。 |