――テロリスト、及び魔粒子生命体の制圧を確認しました。 メタトロニオス王国宗教軍第二番隊第三分隊長。 短い黒髪で、宗教軍下士官の制服に手袋を付けている。 生真面目で規則を重んじる堅物な性格。自他共に厳しいが、時に他者を傷付けてしまうことには反省する。 軍に入りたてであるが、その高い技能と能力から、初任務で分隊長を任せられるほど。 目の色がリシアの記憶とは異なっており、本当にかつての『クロガネ』なのか、証拠は得られていない。 一応貴族であるが、妾の子。 リシアが軍学校に居た時期、同じ遠征グループに入り、死亡したはずだった。 本人はその事を覚えておらず、自身の葬儀のことも知らない様子。 生きていたのならば、この歳で軍に入るのは至当。 |